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コロナウィルスに感染した記録

   

はじめに

2023年2月,初めてコロナウィルスに感染したので,その感染の経緯も含めて経過をここに記録する.

コロナウィルス感染の経緯

感染の経緯を時系列にまとめる.

2/18,父親が風邪のような症状を発症.父親は発症直前の2日間,夕食後に近所の居酒屋に1~2時間ほど出かけていた.

2/19,父親に咳の症状が出る.

2/20,私自身も上気道に違和感を感じたため,午前中に耳鼻科受診,受診時の抗体検査ではコロナ・インフルエンザ共に陰性だった.父親は同日に胃腸の検査の予約が入っていたため,近所の総合病院を受診,受診時にPCR検査を受けた結果,コロナウィルス陽性の診断が出る.耳鼻科からの帰宅後,父親の陽性診断を耳にしたため,私自身も近所の総合病院にPCR検査を依頼し,同日夕方にPCR検査陽性の結果が出た.また母親も同様に陽性の結果が出ており,家族全員が陽性者となった.

父親は先に陽性者となっていたため,父親自身が自治体と連絡を取り,療養施設に移動することとなった.母親と私は既に陽性だったので,自宅療養することにした.

自治体/保健所とのやりとり

父母ともに高齢であったため,自治体への陽性者登録も自動で行われ,保健所による健康観察の対象となっていた.父親の方は療養施設に行くことになったが,母親は自宅療養を選択していたので,My HER-SYSを使った健康観察をすることとなった.

陽性診断が出た2/20の夜に,保健所から電話があり,健康観察用のパルスオキシメータの貸与と,療養キットとして生協による療養食の配達に関する説明があった.母親については,毎日の酸素濃度と体温をMy HER-SYSに記録するように指示があった.My HER-SYSはスマートフォンでの利用が前提となっているが,保健所に相談すれば,電話自動応答でも利用できる.

なお,パルスオキシメータの貸与と療養キットについては,人数分ではなく,1世帯1セットという制限があった.

私自身は,健康観察の対象者ではなく,自治体への陽性者登録も任意であったが,念の為自治体への陽性者登録は済ませた.

感染後の体調変化

自覚症状

感染後は,次のように風邪やインフルエンザと同じような症状が続いた.

  • 上気道炎のような症状
    • 喉の痛み・痰を伴う咳
    • 鼻水・鼻詰まり・鼻腔の痛み
  • 発熱

味覚障害の症状はなかった.鼻詰まりの症状があったため嗅覚少しだけ鈍くなった. 平熱になってからも,痰を伴う咳・鼻詰まりなどの症状は続き,加えて黄色い痰・鼻水などの細菌による症状も出た.

3/13現在,鼻の症状はおさまったが,まだ喉に痰がからんでいるような違和感があり,それに伴う咳も症状として残っている.

食欲・便通

食欲・便通への影響はなかった. 食事時に咀嚼して飲みこむときに,喉を刺激するので,食後は咳が強くでた.

体温・血中酸素濃度の変化

体温の変化は以下のグラフのとおり.

2/22の深夜に38.5の高熱が出た後,2/24には平熱となり,その日以降平熱が続いた.

血中酸素濃度については,98%前後で変化せず,急激に下がるようなことはなかった.

療養中に服用した薬

病院によって処方される薬は異なると思うので,ここに書く内容はあくまで一例です.

  • 朝昼晩
    • ムコダイン(去痰剤)
    • トランサミン(炎症止め)
  • 頓服
    • カロナール(解熱鎮痛剤)
    • メジコン(咳止め)

黄色い鼻水・痰が出るようになってからは,クラリスロマイシン(抗生物質)も服用した.

おわりに

コロナウィルス感染における自宅療養の記録について書いた.

これまでに,コロナウィルス対策ワクチンを4回(両親は5回)接種していたので軽症の範囲でおさまったが,それでもインフルエンザと同等かそれ以上のしんどさを体験した.

記事中にも書いたが,発症後3週間が経過した3/13時点でも,まだ症状は残っており,ダメージの回復にはもう少し時間がかかりそうだ.

できれば二度と罹りたくない感染症である.

追記 (2024/07/30)

2024年の夏に入って新型コロナの流行の波がきてるので,その後の経過を簡単に追記することにする.

症状の経過

2023年3月半ば移行,発熱は収まったが,喉の症状がしつこく残っていた.この喉の症状はその後悪化し,気管支炎となった.

気管支炎の治療

病院で,ステロイドの吸入器,抗生物質が処方された.吸入器を吸いおえる頃には,自覚症状は全て消えたが,体力はかなり消耗した.